10/01/10
RideBMXより、Ian Schwartz引退するのでしょうか
僕の英語力が足りなくて、BMXはすっぱりやめちゃうのか分からないけど、少なくとも生活の殆どを農業に費やすことになるらしい
それと勝手にピックアップ、KAOSTEM!!
既にジャンル問わず話題になってるこのステム、バークランプのサイズからカラーまでそこそこ柔軟にオーダー出来る様です
バー26.0mmの設定は中々熱い
最近ファンシーなカスタムに凝ってる僕としては目が離せないプロダクトです
ステムに限らないですが、特にステムは精度が大事なパーツだと思います
しかし、精度と一口に言ってしまうのもアレなもんで、正確には加工精度を考慮した最適値を出すのが大切です
大雑把に言うと、1インチのパイプを直径1インチの曲面でクランプするのは無理なので曲面側を1インチより何分の1か大きく設計します
その何分の1かの精度限界を決めるのが加工技術で、その隙間をどれくらいに設定するかはまた別の話です
隙間の少ない製品(これが一般に言われる高精度な製品)は小さいトルクで十分に固定でき、金属の変形も最小限で済むので長期的に見た強度や精度維持性も高くなります
そういえば、僕の自転車の不思議な部分を写真に撮って来ました
上が通常、下が内臓テンショナー取っ払った図です
半箱型になってるエンドの中央のブリッジを削り落としてその分リアを詰められるようにしちゃいました
元々最低RC430mmのフレームですが、これで415mmまで詰まります
チェーンを引くので大体常に420mm程度ですけど、以前は435mmで乗ってたので激的な差です
短すぎるリアは好きじゃない(BMXですら)ですが、DHバイク並みの長さだと流石に体に悪いので思い切って削りました
グラインダーが暴れてチェーンステー少し削ってしまいましたけど…
ちなみに若干残ってる赤いインクは、平面を出すときに使った塗料です、めんどくさいので汚れっぱなしです
薄くインクを乗せ、切削加工された正しい平面を持つ何かでサッと擦ることで目に見えない歪みを視認化できます
そうやってほぼ均一な部分を8割ほど作ったので、手作業では限界値に達してるはずです、直角は工具で測りました
最善は尽くしたからこれで壊れるなら本望
ついでにテンショナーの幅もかなりタイトに合わせています
ほんとにギリギリなので簡単には嵌りません
ちなみにそのテンショナー自体若干歪みがあり、左右別の削り方をして合わせているのでテンショナーの左右の互換はありません
左右が逆だとほんの僅かな差でアクスルが入らないのですが、小突きながら嵌めてからやっと気付けます
まあ目印書いておけばいいだけですが…
と、他にも書きたいことがあるのですが今日はこれくらいにしておきます
余り長々と書くとまとまりがなくなりますからね
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それでいてあの不思議なフロントアップのしやすさも目を見張るものがあります。
返信削除乗った感じは少し古い感じのバイクに似てるんですが、それでも今のバイクとは違った不思議な癖もあり、ツボにハマると気持ちの良さそうな感じがします。
しかし、削るのとは無縁な僕から見たらすげぇ思い切ったことしたなぁと…^^;
>>Emperor君
返信削除重量バランスが良ければ重くても長くても意外と言うこと聞きます、後は慣れです
あとトラックエンドだと削ってリア詰めるってのが割と可能です
公表RCが420でもエンドが大きいならもっと詰められるなとか考えて買うのもアリですね
まああくまで自己責任なのでオススメは出来ませんがw