09/12/16

 

KAWAMATSURI 2009 from Emperor1126 on Vimeo.




Emperor君が編集してくれました、7月26日の豊平川リバーフェスティバル内で行われたJAMの映像です

僕はこの時70cmを飛び自己記録更新、1位の草原先生は83cmでした

ちなみに僕はランプ体験人生2度目でした、この狭いランプでターンもどきが出来ているだけで個人的には満足です


しかし僕のバニホ汚いですね、着地は得意なんですが飛ぶ技でちゃんと飛ばないで着地だけ出来ても仕方無い

踏み切るのに精一杯で刺しバニーの練習をしたことがないのが大きな問題です、ウィリージャンプとかステアなどトライアルの動きだと突き出すのは得意なんですけど…

でも逆に考えるとこんな飛び方で70cm飛んでるなら、刺せばかなり行く気がしますね





あとこんな写真を発掘しました

僕が泥塗れになってます、左下に映ってるのはイブキ君の足ですね


僕は全てが終わった後、中高生とランプの撤去を手伝ってました

するとランプ搬出の軽トラが朝から降り続いた雨で出来た猛烈なぬかるみに嵌って、それを数人でレスキューした時になぜだか僕だけ泥の餌食になった写真です

確か6人くらいで押したはずですが、僕はちょうど嵌ったタイヤの真後ろに居て両脇も救助隊員だったので逃げられず直撃です

この後川の中で粗方泥は落として帰りましたが、街の中心部通った時かなり人に見られましたね



あと面白い話は余りないですかね

すっごく余談ですが、このリバーフェスティバルは豊平川のお祭りなので魚の放流とか水にまつわるイベントがほとんどです

でも放流してるのがニジマスなんですよ、何が問題か分からない人も多いはずだし、ほとんどの市民がその問題に気付かないのをいいことに魚を放流して自然配慮してるポーズだけ見せてる感じムンムンです

忘れちゃいけないのはニジマスは外来魚です

豊平川はサクラマス(ヤマメ)とかシロサケとか、自力で降海、遡上、産卵までする貴重な河川だと思います、それもこんな大都市で

堤防もあるので上の上まで行くわけではありませんが、かなり自然繁殖出来てるようです

そのサイクルを確実にするために安全に孵化させて放流するようなことはやっていますけどね


そこに住んでいる魚は非常に逞しいものですが、この大都市の環境下では脆弱な自然であることは確かです

そんなところで環境保全の皮を被って外来種の放流が公的事業で行われているというのはもっと大きな問題として捉えるべきだと思います

某科学館とか、自然のサイクルを促すような努力を懸命にしているところもあるのに、こうやって公的規模で反することをされるとね…

外来種であるニジマスが本当に在来種の生態を脅かしているのか、どの程度の影響なのか、僕には論ずる知識がないので偉そうなことは言えませんが、外来種に対して相当数の問題提起がなされている以上この放流に関しては反対です

最も腹立たしいのは自然貢献とか環境保全のツラして市民の無知に付け込んでるとこですけど

この祭りがあること、その中でJAMをやらせてもらえること、感謝することはたくさんありますが問題も多くある内の行事だということは胸に留めておいて欲しいと思います

あのお祭りで魚のつかみ取りとかして最高に楽しんでいる子供達は将来正しい情報に出会う機会は与えられるのでしょうか

僕自身、大会が終わってしばらくしてこの件に間接的に関わってる友人から話を聞いて初めて理解したものです

HPとか見て放流している魚がニジマスだということは目に入って居たのに、疑問を感じては居ませんでしたから



とっくに過ぎた話を掘り起こした分ためになる話ができるように努めてみましたが、札幌市民でなかったら余り面白い話ではないですかね?

ちなみに川祭りは北海道開発局の企画だったかな、裏金とか天下りの温床になってたアレですよ

事業仕分けでも開発局云々は論議されてたように思うので沖縄県民であっても関係のない話ではないでしょう、たぶん


あとニジマスってのは繁殖力が高いため、養殖が容易です

つまり、「こんなにたくさんの魚を放流しましたよー」と発表する時、同じ予算でたくさんの数字を書けるわけです

ヤマメを放流すれば何の問題もなかったのですが、それならきっと放流数は半分程度になると思います、ヤマメの養殖は骨が折れるので

あとは養殖業者との関係性とか色々あるんでしょう、川祭り自体10年以上続いてるはずなので

この辺りは僕の想像ですが、わざわざ外来種を放流する理由とかカラクリはその辺にあると思います



最後にこれを忘れてた、事業仕分けどうのって言いましたが開発局の予算が減った場合川祭りが縮小されたり影響が出る可能性もあります、可能性、ですよ

すると長年続いてるJAMもどうなるか分かりません、まあ大会くらいなくなっても僕等が自転車に乗り続ける限り問題はないのですが、札幌のシーンを守ってくれてる人達を思うとちょっと寂しい

ダーティさんのブログ見ても思うところありますが、バックボーンを考えることとか関わることを忘れたらいけないと思いますよ

だからその、わざわざ僕が泥まみれになった話もしたわけですけど

手伝えとか感謝しろって言ってるわけではなくて、知ることを努めて欲しい、という感じですかね

運営の人は随分ゆるーい感じなのでなんも言わないし楽しむ気持ちを一番尊重するスタンスは大好きですが、だからこそ僕は感謝したいです

あと当日の映像各所で載せてくれた人達も、写真とか映像って見れば一瞬、転載も一瞬だけど金も時間も労力も随分かかってるものです


と、随分長ったらしくなってしまったのでこの辺で終わります

こんな話、アクセスが微少でなかったら恥ずかしくて書けませんよ、マジデ


 

4 件のコメント:

  1. 川祭りで魚を放流してるのは知ってましたがわざわざ外来種を放流してるとは知らなかった…
    てっきり何か川の魚の繁殖に繋がったりするもんでも放してるとここ数年、思ってたんですが…

    今年は最後までいれずじまいでしたが、来年は主催者に返せる何かをしたいです。
    暗黙の了解だと思ってましたが、JAMを運営してるのは主催者含め全員何ですね。

    よく考えたらもうちょっと良い編集方法があったと今さら後悔しています(笑)

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  2. >>Emperor君

    情報の裏を取ろうと思って調べてみましたがwebでは見つかりませんでした、確か紙媒体には「ヤマメ、ニジマスなど放流」って書いてあった覚えがあります

    Emperor君もロードとかやってたから分かると思うけど、その手の競技大会だと皆さん成績出すことが第一で運営の大変差とか省みないですよね
    主催さんと話ししたり労ったりする人も居るんだけど、半分くらいそっけないイメージです
    だからこそこのライダー参加型環境の素晴しさを痛感しますね

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  3. 名も無き釣り人2009年12月17日 15:04

    ヤマメはヤマメでいろんな問題が出てくるのよ。
    遺伝的な面や病気とかね。
    つまり、放流なんかロクなもんじゃないのよ。
    さっぽろ湖とかイトウが放流で居ついちゃったみたいだしね

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  4. >>釣人

    久しぶり、そういえばそんなことも言ってたね
    結局のところ放流行為そのものが人為操作なんだな
    ほんとロクなもんじゃねぇな、肝に銘じておきます

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